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JA全農えひめ、かんきつ輸送パレット化 28年度完全導入 24年問題対策で 市場の理解と協力不可欠 課題検証し新体制構築へ パレット・段ボール箱 全国的な統一化を

団体

2025/02/18 3:00

 全国農業協同組合連合会愛媛県本部(JA全農えひめ、関岡光昭県本部長)は「2024年問題」対策として、パレット化に取り組んでいる。園芸生産部果実課が中心となり、県内主力産地の4JAなどと果実パレット輸送標準化推進部会(田中基司部会長、園芸農産部長)を発足。かんきつ類を対象に輸送試験などを経ながら、県内4カ所の選果場で28年度の完全導入を目指す。一方で、計画を実現するにはハード、ソフト両面の課題が多く、市場の理解と協力も不可欠だ。(矢野孝明)

輸送試験でパレットに積まれた温州みかん(24年11月15日)




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