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熊谷通運、改革進め利益大幅増 車両入れ替え・賃上げ 4月 ニーズ受け倉庫低温化

物流企業

2025/02/18 0:30

 熊谷通運(佐久間文彦社長、埼玉県熊谷市)が改革を進めている。今後5年間で車両35台の入れ替えを行うほか、4月には既存倉庫の庫内低温化を開始。需要や時代の変化に合わせた設備更新に注力する。2024年4~12月期の純利益は前年同期に比べて大幅増となった。自律型組織の実現に向けた社内環境の整備を進めており、春には昨年に引き続き、更なる賃上げを行う見通しだ。(山根藍利)

「利益の半分は、賃金や環境整備で社員に還元する」と佐久間社長




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