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菱木運送、荷待ち時間を自動集計 ナブアシストと開発 配車密度上げ粗利5割へ

物流企業

産業

2025/01/28 2:20

 菱木運送(菱木博一社長、千葉県八街市)はトラックの荷待ち時間を自動で把握する仕組みを構築し、配車密度を高めて生産性を向上させている。正確な待機時間を計測するため、運送事業向けシステム開発のナブアシスト(江口大介社長、前橋市)と連携し、労働時間クラウド管理システム「Navisia乗務員時計」に組み込む待機時間自動算出システムを開発。一連の改革で、保有する33台のトラックの実車率は大きく向上しており、標準的な運賃の収受と実車率の改善による各車両の粗利5割の達成を目標とする。(佐々木健)


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