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北海道/関東との定期コンテナ航路、「24年問題」対応に期待 陸上輸送確保が課題 十勝港 ヤード整備を検討 「業界全体で改善」必要

団体

2025/01/10 0:50

 十勝港(北海道広尾町)と釧路港(釧路市)、京浜港を結ぶコンテナ定期航路が就航し、「2024年問題」の対応策として期待が高まっている。広尾町によると滑り出しは順調で、コンテナヤードの整備も検討。井本商運(井本隆之社長、神戸市中央区)と、香港の外航船大手オリエントオーバーシーズコンテナライン(OOCL)が共同で運航する。函館港(函館市)でも東京港との定期航路が稼働した。注目が集まる半面、コンテナを陸上輸送する事業者の確保が課題になりそうだ。(朽木崇洋、高清水彩)

十勝港では当初目標の1便当たりのコンテナ数平均30個を達成




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