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「下関北九州道」事業化、物流活性化へ期待膨らむ 福ト協が働き掛け強化 来年にも都市計画決定

行政

2025/01/03 0:10

 北九州市と山口県下関市の関門海峡を結ぶ「下関北九州道路」の事業化に向けた動きが見え始めた。2024年5月に国、福岡県、山口県、北九州市、下関市がルート案を決め、都市計画と環境影響評価の手続きに入った。同年7、8の両月には北九州、下関の両市で住民説明会を開催。「大規模災害に備え、早期建設が待たれる重要な道路」と位置付け、物流の活性化にも期待が大きく膨らむ。早期実現に向け、福岡県トラック協会(二又茂明会長)は国や地方自治体への働き掛けを強めている。(武原顕)

老朽化が進む関門トンネルの入り口(北九州市門司区)




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