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福倉協、福岡大で特別課外授業 全国初 学部連携・単位絡む 物流倉庫見学や意見交換

団体

2024/10/01 0:10

 福岡県倉庫協会(城野隆行会長)は9月12、18の両日、福岡大学で特別課外授業(物流編)を開講した。物流の社会的役割を理解してもらうとともに、就職先の選択肢の一つに加えてもらうことを目的に商学部と連携して実施。同大学の村上剛人教授のゼミを受講する3回生の15人が、物流倉庫の見学、意見交換会を通じて物流に関する知識を深めた。日本倉庫協会によると、県倉庫協会が大学の学部と連携し、単位と絡む授業の一環として行うのは全国で初めてという。(武原顕、山根藍利)

福岡倉庫箱崎ふ頭ロジスティクスセンターを見学する学生(12日)




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