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国交省/メタノール燃料船普及へ供給拠点形成、年度内に指針策定 民間と検討会立ち上げ

行政

2024/10/01 2:20

 脱炭素化に対応した次世代船舶の燃料としてメタノールが世界的に先行している。国土交通省は、メタノール燃料船の普及に不可欠な国内での供給(バンカリング)拠点を形成するため、関係行政機関、メタノールの活用に積極的な民間事業者による検討会を9月25日に立ち上げた。対象となる港湾など拠点形成の方向性に加え、供給に必要な手続きの基準、船舶に備える設備要件などに関する指針・手引を2024年度末までに取りまとめる方針だ。(田中信也)

関係行政機関、メタノールの活用に積極的な民間事業者による検討会を立ち上げ(9月25日)




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