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JR貨物、一時運行停止 輪軸組み立て作業で不正 「作業員の負担感」一因

物流企業

2024/09/17 2:10

 日本貨物鉄道(JR貨物)による車輪を車軸に押し込む作業の不正行為は、貨物列車が全線で一時運行停止になるなど、物流に大きな影響を与えた。当初、作業の検査結果が基準値を超過していたのが判明したとして、同社の輸送力の1割に当たる564両の運行停止を発表。11日午前には、新たに300両分の未確認データを確認し、全線の運行停止に波及した。同日中に運行を徐々に再会させ、12日正午には全線で再開したものの、多方面で配送の遅れが生じている。なお、全線で運行を停止したのは2012年以来となる。(土屋太朗)

「安全やコンプライアンスの教育を徹底できていなかった」と犬飼社長

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