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吉田運送/本社CT、内陸ハブ機能を充実 環境負荷・労働時間減へ 輸出入比率の均衡に期待

物流企業

2024/09/17 1:20

 吉田運送(吉田孝美社長、茨城県坂東市)が目指してきた、本社敷地のCT(コンテナターミナル)に内陸の中継ハブ拠点としての機能を充実させる取り組みが本格化してきた。海上コンテナに移動可能な倉庫の役割を持たせることで、横持ち移動距離の短縮による環境負荷低減につながるほか、ドライバーの労働時間削減など「2024年問題」対策にも役立つ仕組みとなっている。(谷本博)

海コンに移動可能な倉庫の役割を持たせる(本社CT)




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