成田空港、輸入貨物用システム導入 上屋への集中具合を可視化 ドライバー荷役を完全排除
産業
2024/09/03 2:30
成田国際空港(NAA、田村明比古社長、千葉県成田市)はトラックの長時間待機問題の解決に向け、輸入貨物用のトラックドックマネジメントシステム(TDMS)の運用を11月から開始する。TDMS運用開始に伴い、航空貨物のトラックへの積載業務を上屋事業者に集約。ドライバーの荷役を完全に排除し、待機時間の短縮とともにドライバー業務の省力化にも着手する。NAAは成田空港の国際ハブ空港化に向け、貨物搬出の待機状況の可視化とともにドライバー荷役排除を、効率化と機械化実現の布石とする。(佐々木健)
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