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邦友とMIコーポレーション、共配拡大&人材確保注力 多品種少量・小口に対応 大手が撤退 24年問題「チャンス」

物流企業

2024/08/09 0:10

 邦友(石井浩彦社長、広島県三次市)と関連会社のMIコーポレーション(石井美恵社長、同)は「『2024年問題』はチャンス」と捉え、同業者から敬遠されがちな小口貨物の共同配送を強化している。また、人材の確保・育成にも力を入れ、倒産した三次市の運送会社のドライバー5人を受け入れた。邦友の浩彦社長は「トラック業界はこれまで人材を粗末に扱いすぎた。社員教育に力を入れて共配を突き詰め、顧客ニーズに的確に対応する会社にしたい」と語る。(江藤和博)

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