物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ANAなど/SAFフライトイニシアチブ、初の荷主に京セラ CO₂排出量年間20㌧減

物流企業

荷主

2024/07/16 3:20

 全日本空輸(ANA、井上慎一社長、東京都港区)は8日、SAF(持続可能な航空燃料)を利用した航空輸送の二酸化炭素(CO2)排出量削減プログラム「SAFフライト・イニシアチブ」カーゴ・プログラムを適用する初の荷主企業が京セラに決定した、と発表した。同イニシアチブは、世界的な温室効果ガス(GHG)の排出量算定基準「GHGプロトコル」のスコープ3に対応したサービス。京セラには同プログラムの適用で自社分だけでなく、事業活動に関連する航空会社やフォワーダーが出すCO2も削減した証明書が発行される。(佐々木健)

SAFフライト・イニシアチブに対応した貨物を前に記念撮影(左から定月、西澤、寺本、松田の各氏)




本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap