政府米保管料/「積数計算方式」統一、国会議員巻き込み実現 現場への理解広がり 倉庫会社の意識向上が重要 農水省「ヒアリングを継続」
団体
2024/07/16 4:00
政府所有米穀の保管料の計算方法について、2024年度契約分から「積数計算方式」に一本化されたことは、コメの保管を手掛ける倉庫会社にとって念願の改善事項だった。地道な要望活動が関連団体や国会議員を巻き込み、現場に対する理解が広がったことが背景にある。全国定温倉庫協同組合の太宰榮一理事長は「倉庫会社の思いを受け止めてくれた」と言及。今回の見直しは大きな一歩と評価するとともに、更なる運用の改善や倉庫会社の意識向上の重要性を指摘する。(土屋太朗)
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