物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

骨太方針案、高速料金変動制へ転換 8月から検討開始 まず「最大半額」導入 適正転嫁へ下請法改正 標準的運賃活用を徹底 トラGメンの機能強化

行政

2024/06/18 2:40

 政府は、2024年度の経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の案を固めた。高速道路通行料金の混雑に応じた変動制について、25年度から段階的に転換。まずは最大半額となる料金体系の導入に向け、8月から社会資本整備審議会(安永竜夫会長、経団連副会長)で検討を開始することを明記した。また、サプライチェーン(SC、供給網)全体で適切な価格転嫁を定着させるため、下請代金支払遅延等防止法(下請法)の改正協議や、トラック運送事業の賃上げに向けた標準的な運賃の活用徹底、トラックGメンの機能強化などを挙げている。(田中信也)


タグ:



本紙ピックアップ

政府/中堅企業支援策、物流GX・DXなど推進

 政府は17日、中堅企業の支援に関する関係府省庁の2024年度の施策方針を明らかにした。国内投資拡大・イノベーション促進に向けては、モーダルシフトや共同配送、業務の自動化といった物流分野でのGX(グリーントランスフォーメ…

全ト協調べ/営業用トラック事故件数23年、死亡が7年ぶり増

 全日本トラック協会(坂本克己会長)が17日発表した、営業用トラックの2023年の交通事故統計分析によると、死亡事故件数は199件(前年比30件増)と7年ぶりに増加した。1万台当たりの死亡事故件数は「トラック事業における…

福岡ロジテック、中継輸送を本格導入へ

 九州と関東方面の長距離輸送を行う福岡ロジテック(永山浩二社長、福岡県宇美町)は、九州―関西・中部の運行で中継輸送の導入を検討している。中部向けの輸送では2、3月、岡山県に中継地点を設けて実験輸送を行ったところ、ドライバ…

愛知ト協/自動車整備人材連と協定、整備士養成へ教材贈呈

 愛知県トラック協会(寺岡洋一会長)は18日、愛知自動車整備人材確保・育成連絡会(古橋靖弘会長)と「自動車整備士養成施設への教材供与に関する協定」を締結した。これを受け、愛知ト協の会員事業者である中京陸運(石川繁夫社長、…

オススメ記事

政府/中堅企業支援策、物流GX・DXなど推進

 政府は17日、中堅企業の支援に関する関係府省庁の2024年度の施策方針を明らかにした。国内投資拡大・イノベーション促進に向けては、モーダルシフトや共同配送、業務の自動化といった物流分野でのGX(グリーントランスフォーメ…

全ト協調べ/営業用トラック事故件数23年、死亡が7年ぶり増

 全日本トラック協会(坂本克己会長)が17日発表した、営業用トラックの2023年の交通事故統計分析によると、死亡事故件数は199件(前年比30件増)と7年ぶりに増加した。1万台当たりの死亡事故件数は「トラック事業における…

福岡ロジテック、中継輸送を本格導入へ

 九州と関東方面の長距離輸送を行う福岡ロジテック(永山浩二社長、福岡県宇美町)は、九州―関西・中部の運行で中継輸送の導入を検討している。中部向けの輸送では2、3月、岡山県に中継地点を設けて実験輸送を行ったところ、ドライバ…

愛知ト協/自動車整備人材連と協定、整備士養成へ教材贈呈

 愛知県トラック協会(寺岡洋一会長)は18日、愛知自動車整備人材確保・育成連絡会(古橋靖弘会長)と「自動車整備士養成施設への教材供与に関する協定」を締結した。これを受け、愛知ト協の会員事業者である中京陸運(石川繁夫社長、…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap