物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

近畿共済、9年ぶり赤字 事故増や修理費高騰 補償格上げで増収へ

団体

2024/05/28 0:20

 近畿交通共済協同組合は10日、総務委員会(中村修二委員長)を開き、事業報告と決算などを承認した。2023年8月から実施した掛け金引き下げによる減収に加え、新型コロナウイルス禍の影響で減少していた事故件数が増加に転じたことと、物価高騰に伴う修理費上昇の影響による支払共済金増加が響き、決算は9年度ぶりの赤字となった。(小菓史和)

「ここ数年、10億円超の利益を計上してきたが、今回は非常に厳しい決算となった」と中村委員長




本紙ピックアップ

協会けんぽと宮ト協、「ドラめし」で健康づくり

 全国健康保険協会(協会けんぽ)の宮城支部(青柳直志支部長)と宮城県トラック協会(庄子清一会長)は2025年度、トラックドライバーの健康づくりを「食」の面から支援する「ザ・ドラめしプロジェクト」を立ち上げた。健康的で満足…

東海交通遺児を励ます会、「応援自販機」設置に力

 東海交通遺児を励ます会(吉野雅山会長)は1969年の設立以来、交通事故で親を亡くした子どもたちの自立に向け、入学準備金の用意や励ます会の開催などを通じて支援活動を続けているが、近年は頻発する自然災害の影響などもあって寄…

近畿圏内交通事故件数24年、高止まり状態続く

 近畿圏内のトラックの交通事故件数が、高止まりの状態が続いている。2024年の事故での死者数が54人でバスと比べ18倍、タクシーと比べて4.5倍だった。負傷者数は132人で、それぞれ2倍、2.75倍だった。トラック関連団…

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

オススメ記事

協会けんぽと宮ト協、「ドラめし」で健康づくり

 全国健康保険協会(協会けんぽ)の宮城支部(青柳直志支部長)と宮城県トラック協会(庄子清一会長)は2025年度、トラックドライバーの健康づくりを「食」の面から支援する「ザ・ドラめしプロジェクト」を立ち上げた。健康的で満足…

東海交通遺児を励ます会、「応援自販機」設置に力

 東海交通遺児を励ます会(吉野雅山会長)は1969年の設立以来、交通事故で親を亡くした子どもたちの自立に向け、入学準備金の用意や励ます会の開催などを通じて支援活動を続けているが、近年は頻発する自然災害の影響などもあって寄…

近畿圏内交通事故件数24年、高止まり状態続く

 近畿圏内のトラックの交通事故件数が、高止まりの状態が続いている。2024年の事故での死者数が54人でバスと比べ18倍、タクシーと比べて4.5倍だった。負傷者数は132人で、それぞれ2倍、2.75倍だった。トラック関連団…

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap