物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

働きやすい職場認証/富士運送、時間外労働規制クリア 二つ星 配車システム活用 関東・静岡 中1日運行を徹底

物流企業

2024/04/30 10:10

 富士運送(山下裕司社長、高松市)は早くから労働時間の短縮に取り組み、ドライバーの年間時間外労働は最も長い人で450時間、短い人では十数時間にとどまり、上限規制(年960時間)をクリアしている。2023年6月には働きやすい職場認証(運転者職場環境良好度認証)の二つ星を受け、24年5月には「2024年問題」対策の一環として新しい配車システムを導入。細かい改善基準の順守状況を改めて検証し、25年度には三つ星を申請する。(江藤和博)

山下社長㊨と塩田業務課長




本紙ピックアップ

国交省、DX投資や資機材標準化

 国土交通省は、物流の効率化に向け、トラック運送事業者や荷主企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた設備・システム投資や、物流資機材の標準化、データ連携に対する支援を重点的に進めている。2023年度補正予算…

厚労省概算要求、賃上げ向け助成拡充

 厚生労働省は2025年度、企業の賃上げにつなげるための助成金制度を拡充する。労働時間の削減に向けたコンサルティングの活用や設備投資などに対する「働き方改革推進支援助成金」で、7%以上の賃上げをした場合に、最大360万円…

映画「ラストマイル」大ヒット、物流への理解深める契機に

 物流を題材にした映画「ラストマイル」(塚原あゆ子監督)が話題となっている。X(旧ツイッター)では公開から2週間で「ラストマイル」関連ポストが20万件を超え、併せて「物流」を含むポストも伸びた。映画を見たユーザーらの「物…

NXHD&NEC/遠隔搬送ソリューション、来年提供開始めざす

 NIPPON EXPRESSホールディングスとNECは4日、フォークリフトやロボットアームなどを活用した遠隔搬送ソリューション「テレロボフォーク」「テレロボハンドラー」の開発に取り組んでおり、2025年の提供開始を目指…

オススメ記事

国交省、DX投資や資機材標準化

 国土交通省は、物流の効率化に向け、トラック運送事業者や荷主企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた設備・システム投資や、物流資機材の標準化、データ連携に対する支援を重点的に進めている。2023年度補正予算…

厚労省概算要求、賃上げ向け助成拡充

 厚生労働省は2025年度、企業の賃上げにつなげるための助成金制度を拡充する。労働時間の削減に向けたコンサルティングの活用や設備投資などに対する「働き方改革推進支援助成金」で、7%以上の賃上げをした場合に、最大360万円…

映画「ラストマイル」大ヒット、物流への理解深める契機に

 物流を題材にした映画「ラストマイル」(塚原あゆ子監督)が話題となっている。X(旧ツイッター)では公開から2週間で「ラストマイル」関連ポストが20万件を超え、併せて「物流」を含むポストも伸びた。映画を見たユーザーらの「物…

NXHD&NEC/遠隔搬送ソリューション、来年提供開始めざす

 NIPPON EXPRESSホールディングスとNECは4日、フォークリフトやロボットアームなどを活用した遠隔搬送ソリューション「テレロボフォーク」「テレロボハンドラー」の開発に取り組んでおり、2025年の提供開始を目指…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap