トーハン、異業種共配を積極推進 協力会社の収入増へ 3PL事業にも注力
荷主
2024/03/05 2:40
取次大手のトーハン(近藤敏貴社長、東京都新宿区)は物流を協業領域と捉え、同業者だけでなく異業種との共同配送も積極的に推進する。同社の物流機能の特徴は、全国のコンビニエンスストアや書店向けの配送ネットワークと、首都圏に戻ってくる静脈物流(返本)。また、雑誌など出版物の値上げがあまり進まないことによる運賃の安さが、共配相手を探す際の「強み」になっている。共配の推進は協力運送事業者の収入増にもつながる。(高橋朋宏)
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