NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、3年連続マイナス 上期 個人消費低迷など継続
産業
2024/02/23 2:10
NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)が16日発表した2024年度国内貨物輸送量の見通しによると、総輸送量は通期で前年度比0.3%減の41億1760万㌧と3年連続のマイナスとなりそうだ。23年度は物価高騰による個人消費や設備投資の低迷で消費・生産・建設関連など全ての荷動きが減少した。24年度上期も弱含んだ動きが継続するが、下期から個人消費の持ち直しや、一般機械と自動車生産の回復を予測している。一方、建設関連貨物は大規模工事や新規住宅着工件数の低迷が続き、通期1.5%減の18億270万㌧にとどまるとみている。(佐々木健)
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