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北大開発「プラチナ触媒」、青果物輸送に活用 鮮度維持&コスト減 熟成抑え歩留まり向上 夕張高校がメロンで実験

テック

2024/01/09 11:51

 【北海道】北海道大学が開発した「プラチナ触媒」を活用し、青果物の鮮度維持を目指す取り組みが進んでいる。青果物の「熟成」に作用するガスを分解することで、保管・輸送品質の向上やコスト削減が期待できる。北大はセコマ(赤尾洋昭社長、札幌市中央区)をはじめ全国のメーカーや小売、流通事業者、幸楽輸送(不動直樹社長、清田区)などの物流事業者と連携し、プラチナ触媒によるフードロス削減を目指す。また、高校生や高等専門学校生を対象に、活用方法を募集するコンテストも開いている。(朽木崇洋、高清水彩)

北海道夕張高校の三浦さん(左から2人目)と田代教諭(右端)らと密閉性と断熱性に優れた特注の保冷バッグ




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