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山藤運輸、時間指定で待機削減 荷主と交渉 高速道を全面利用 自動点呼システム導入

物流企業

2023/10/27 2:20

 山藤運輸(佐藤克哉社長、宮城県南三陸町)は「2024年問題」への対応を見据え、時間外労働の年960時間以内を23年度内に達成するため、新たな取り組みを進めている。「960チャレンジ」と銘打ち、待機時間の削減や高速道路の利用促進、自動・遠隔点呼システムの導入、三六(サブロク)協定の締結を進めるほか、女子更衣室を新設するなど働きやすい職場環境の整備にも努め、従業員の定着を図っている。(今松大)

新しく設けられた女子更衣室の入り口の前で女性ドライバー




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