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津軽海峡フェリー/青蘭航路就航、選択肢増・混雑解消に期待 24年問題 中距離需要見込む 青函航路は当面減便 下船後の休息など課題

物流企業

2023/10/06 2:50

 津軽海峡フェリー(村上玉樹社長、北海道函館市)は2日、室蘭港(室蘭市)と青森港(青森市)を結ぶ定期フェリー航路(青蘭航路)を就航させた。片道約7時間で両港を1日1往復し、トラックは最大71台乗船できる。「2024年問題」を前に、一定の休息期間を確保できる中距離フェリーの需要を見込めると判断し、航路開設を決めた。道内の物流事業者からは、選択肢の拡大や他のフェリーの混雑解消などに期待する声が出ている。一方で、下船後の休息や、ダイヤ設定などを課題とする見方もある。(朽木崇洋)

トラックは最大71台乗船可能




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