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テールリフター特別教育義務化、「講習枠不足」一部で混乱 非会員からも申し込み多く 社内講師養成 定員「すぐ埋まる」 精密機械 作業「ルールと異なる」

団体

2023/09/26 2:40

 テールゲートリフターで荷役作業を行う企業に義務付けられた「作業者への特別教育」を巡り、課題が浮き彫りとなってきた。受講対象は約60万人に上るとみられるが、陸上貨物運送事業労働災害防止協会(渡邉健二会長)の各支部による特別教育だけでは講習枠が足りず、非会員や県外からの申し込みも多く、一部で混乱が発生しているようだ。自社で教育を行う企業向けにインストラクター養成講習を実施しているが、これも受け付け開始後すぐに定員が埋まる状況だ。また、精密機械のように慎重な取り扱いが求められる荷物の場合、荷主の要求する作業がルールと異なるといった問題も表面化してきている。(特別取材班)

テールゲートリフターの安全な操作方法を伝えたとちぎ安全教育センターの実技教育(7月4日)




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