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九州の青果輸送5社、新会社で長距離輸送開始 来月 北九州に貨物集約 関東・関西へ船舶も活用

物流企業

2023/06/20 2:20

 九州の青果物輸送事業者5社で構成する九州農産物配送システム(KNS、村方浩司社長、北九州市小倉北区)が7月、事業を本格的に開始する。北九州市に定温ストックポイント(SP)を構え、関東、関西の青果市場に向けた商品を集約し積み合わせることで長距離輸送の積載効率を高める。更に、貨物のパレット化や海上輸送によるモーダルシフトで乗務員の労働時間を減らし、「2024年問題」に対応する。(上田慎二)

(左から)中野高速運輸の中野社長、戸髙物流の戸髙社長、ムラカタ流通の村方社長、アイゼンラインの原田社長、福岡宇野運輸の本田社長




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