物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

近畿共済、特損計上で大幅減益 システムの再構築費用 事故死者数4人減

団体

2023/06/02 0:20

 【大阪】近畿交通共済協同組合(坂田喜信理事長)は5月19日の理事会で事業報告と決算などを承認した。2022年度の純利益が前年度比78.7%減の1億7878万円と大幅な減益となった理由について、坂田理事長は「事故件数増加、契約台数減少、優良割引率進行などの影響に加え、コンピューターシステムの再構築に向けた費用を特別損失として計上した」と説明し、理解を求めた。(小菓史和)

掛け金の引き下げについて説明する坂田理事長




本紙ピックアップ

フジHD、整備工場28カ所→50カ所

 フジホールディングス(松岡弘晃社長、東京都港区)は3年以内をメドに、グループの整備工場を現行の28カ所から50カ所に増やす。拠点や車両数の増強も図っていくが、整備拠点の拡充を優先し、安定した輸送サービスの提供につなげる…

日野・ふそう、生産拠点を3カ所に集約

 経営統合を進める日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は、2026年4月からの持ち株会社体制への移行に伴い、日本国内に5カ所ある生産拠点を3カ所に集約する。併…

経産省、AIロボティクス戦略骨子

 経済産業省は8日、AI(人工知能)ロボティクス戦略の方向性の骨子を取りまとめた、と発表した。対象範囲のほか、AIの高度化やSDR(反響型インサイドセールス)の潮流を踏まえたサプライチェーン(SC、供給網)の在り方、先行…

富士ロジテックHD、「地域集中戦略」加速

 富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、神奈川県の一部エリアで物流拠点の開設を推進する「地域集中戦略」を加速させる。10月から、厚木市で「厚木三田第2ロジスティクスセンター」が本格稼働。県内の拠点…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap