物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

国交省調べ/標準的運賃の活用状況、「荷主から理解」半数満たず 3年で3倍も「道半ば」

行政

調査

2023/05/19 2:50

 国土交通省は12日、一般貨物自動車運送事業の標準的な運賃の活用状況について、トラック運送事業者と荷主企業を対象に行った実態調査の結果を公表した。標準的な運賃に基づく運賃交渉について、荷主から一定の理解を得られた事業者は全体の半数に満たず、成果としては「道半ば」と分析している。(田中信也)

運賃交渉の実施状況㊤、荷主の理解状況㊦




本紙ピックアップ

国交省/パレット標準化、「運用ルール」策定難航

 T11型(1100㍉×1100㍉)のレンタルパレットを推奨するものの、具体的な運用ルールの策定は難航――。国土交通省は24日の官民物流標準化懇談会のパレット標準化推進分科会(味水佑毅座長、流通経済大学教授)の会合で、標…

自民党提言/物流政策、荷主・元請けに規制措置

 自民党は23日、「2024年問題」への対応に向けた政策を決定した。政務調査会の物流調査会(今村雅弘会長)の提言について、政調審議会が了承。荷主企業・元請事業者に対する規制的措置の導入や、導入を前提としたガイドラインの2…

日本郵便、局間輸送にRD燃料

 日本郵便(衣川和秀社長、東京都千代田区)、日本郵便輸送(原口亮介社長、港区)は24日、廃植物油などが原料のリニューアブル・ディーゼル(RD)燃料の実証実験を神奈川県の郵便局間輸送で開始した、と発表した。両社は、EV(電…

東京都/「港湾計画改訂」中間報告、連続バース整備具体化 

 東京都は22日、都港湾審議会(内藤忠顕会長、日本郵船取締役会長)で、東京港第9次改訂港湾計画の中間報告を行い、中央防波堤外側Y2ターミナルから新海面処分場に造成するZ0~2ターミナルの総延長1670㍍を連続バースとして…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap