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NX総研調べ/国内貨物見通し23年度、個人消費減速で0.5%減 品類別 下期はプラス転換 コロナ禍の需要減で一段落

産業

2023/04/11 2:30

 NX総合研究所(廣島秀敏社長、東京都千代田区)が5日発表した2023年度の国内貨物輸送量の見通しは、個人消費の伸び悩みとともに鉱工業生産や新規住宅着工件数の低迷を受け、前年度比0.5%減の41億7400万㌧にとどまる。22年度は想定以上に荷量が減り、上期の0.3%減から下期は2.3%減へ減少幅が拡大、通期で1.3%減の41億9630万㌧まで落ち込んだ。23年度は新型コロナウイルス禍の需要減が一段落するものの、世界経済の不透明感や物価高騰による個人消費の減速など、厳しい状況が続くと予想している。(佐々木健)

国内貨物輸送量の見通し

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