阪和ダイサンの松本社長に聞く、鉄鋼物流の現場改革推進 実証重ね実車率向上 6月稼働 運送目線の拠点設計
荷主
2023/04/11 2:20
阪和興業グループの鉄鋼商社、阪和ダイサン(松本大吾社長、東京都中央区)は、近代化が遅れていると言われてきた鉄鋼物流の現場改革と運送事業者目線による働き方改革に取り組んでいる。将来的な物流の担い手不足に備え、協力会社と連携し、配送ルートを見直すなど実証実験を重ね、実車率の向上などを実現。更に、松本社長(51)は改革を進める中で、鉄鋼物流分野に新たな成長領域としての可能性を見いだし、「自社グループ以外の需要も積極的に取り込んでいければ」との展望を示す。(小菓史和)
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