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JR貨物、中距離貨物の獲得強化 パレット荷役へデポ整備

物流企業

2023/04/07 2:40

 日本貨物鉄道(JR貨物)は2023年度事業計画で、22年10月に策定したKGI(経営目標達成指標)/KPI(重要業績評価指標)に対応した目標値として、コンテナ収入1165億円、輸送トンキロ数175億8千万トンキロ、積載率72.3%の達成を目指す。3月31日に開催した会見で、篠部武嗣・取締役常務執行役員経営統括本部長は、「ウィズコロナで経済活動は回復するが、貨物鉄道の新型コロナウイルス禍前の水準回復は難しい。新時代に適したアプローチが必要」との認識を示した。今年度は輸送距離500㌔帯の中距離貨物の獲得などを強化する。(佐々木健)

23年度事業計画の設備投資

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