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山紀、神奈川—大阪で中継輸送 セパレートボディー採用 運転者の拘束時間削減 車両増備・エリア拡大視野

物流企業

2023/04/04 3:00

 山紀(鈴木仁社長、相模原市中央区)グループは3月27日から、静岡県袋井市を中継地とする神奈川―大阪の中継輸送を本格的に開始した。シャシーとボディーの切り離しが可能な「セパレートボディー」大型車4台を使用。「2024年問題」に対応するため、長距離便を日帰り運行化して運転者の拘束時間を減らす。当面は週数回の運行だが、23年度中に車両の増備と大阪以西への拡大を目指す。(吉田英行)

静岡県袋井市の中継拠点でセパレートボディーを付け替え(3月25日の研修)




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