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成田空港、3貨物地区を集約 取扱量200万㌧→300万㌧ グッドマン 隣接地で施設開発

産業

2023/04/04 2:30

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長、千葉県成田市)は成田空港の機能強化に向け、分散している旅客ターミナルと貨物地区の集約に乗り出す。NAAがまとめた構想では、滑走路の新設などで年間発着容量30万回を50万回に、旅客数4千万人を7500万人に増やし、貨物取扱量も年間200万㌧から300万㌧に拡大できるよう施設の強化を図る。現在三つある旅客ターミナルを一体化するほか、3カ所の貨物地区を集約。建設中の高速道路や空港外の大型民間物流施設を含めて「空港内外一体」で整備する。(佐々木健、園川萌子)

C滑走路新設とともに分散した貨物地区を集約

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