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国交省/「乗務前」自動点呼実現へ、ヒヤリ・ハット回数調査 対面点呼との差異検証 5月から 日通など9社参加

行政

2023/03/28 2:50

 国土交通省は5月から、乗務前の自動点呼の実現に向けた実証実験を始め、運転中のヒヤリ・ハットの回数を調べて対面点呼時との差異について検証する。その上で、自動点呼機器の性能要件や評価方法を固める方針。実証実験には、トラック事業者では日本通運(堀切智社長、東京都千代田区)など9社が参加する。既にスタートしている乗務後の自動点呼と併せ、運行管理者の業務効率化や負担軽減につなげる。(土屋太朗)

乗務前自動点呼の実証実験に参画する企業




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