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フードレック、「24年問題」多角的に対応 香川ー東京でRORO船 積載効率向上へ共同配送

物流企業

2023/03/28 2:20

 冷凍食品大手テーブルマーク(吉岡清史社長、東京都中央区)の物流子会社フードレック(吉村行雄社長、香川県観音寺市)は、製・配・販一体でホワイト物流を推進し、モーダルシフトなど多角的な改善策で「2024年問題」の解決に取り組んでいる。また、SDGs(持続可能な開発目標)にも積極的で、本社倉庫と多度津物流センター(多度津町)で全ての冷凍機をノンフロン冷媒に替えるなど環境対策を推進中だ。(江藤和博)

本社倉庫の収容能力は約4万3千㌧と四国最大級




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