経産省、幹線道路寸断備え実証 関西→関東・東北 RFID活用 消費財共配 輸送情報「見える化」
行政
2023/03/10 3:00
経済産業省は6日から、大規模災害で幹線道路が寸断した場合を想定し、関西地方から関東・東北地方にかけて生活必需品を陸上輸送する実証実験を始めた。消費財メーカー6社、卸2社、小売り1社、物流3社が協力し、RFID(自動無線識別)で荷物情報を共有しながら、関西地方→東北地方の共同配送を9日まで実施。1月に行った海上輸送の実証と併せ、輸送情報などの「見える化」を図るとともに、非常時・緊急時に被災していない地域からの迂回路も含めた流通・物流網構築に向けた参考事例の創出を目指す。(辻本亮平)
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