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国交省/自動運転トラ実現、道路側支援を段階的に推進 深夜帯 専用レーン導入検討 車間距離など リスク明確化

行政

2023/03/07 2:50

 国土交通省は、自動運転トラックの実現に向け、物流事業者のニーズや技術開発の動向を踏まえ、高速道路の本線への合流支援、事故・工事の先読み情報提供の実証実験、深夜帯に限定した自動運転車専用レーンの導入といった取り組みを段階的に進めていく。2月28日に開催した社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学名誉教授)の会合で、自動運転実現に向けた物流サービスでのインフラ支援案として示した。(田中信也)

ドライバーの負担が大きい「物流大動脈」の中継拠点間で、連続自動運転の実現を目指す(新東名高速道路での実証実験)




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