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国内初LNG燃料フェリー、CO₂排出20%削減 大阪―大分 4月から同型船就航 クリーンエネルギー 環境対策へ使用継続

産業

2023/02/21 3:00

 1月に就航した国内初のLNG(液化天然ガス)燃料フェリー「さんふらわあ くれない」は、重油を使用する従来船と比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を20%以上削減し、顧客の環境対策を後押ししている。商船三井グループのフェリーさんふらわあ(赤坂光次郎社長、大分市)が、大阪南港(大阪市住之江区)から大分県別府市を結ぶ航路で運航しており、4月14日には同型の「さんふらわあ むらさき」も同航路に就航する予定。環境負荷軽減のため、今後建造するフェリーにもクリーンエネルギーを使用する方針だ。(根来冬太)

船尾に備えるタンクにLNG50㌧を収容可能




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