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国交省、軽貨物事業の実態把握へ ドライバー1万人調査 取扱量や平均月収 法令順守を働き掛け 民間調査 「週6日勤務」半数

行政

2023/02/07 3:10

 国土交通省は近く、貨物軽自動車運送事業の実態を調べる。個人事業主である軽貨物ドライバー1万人を対象に、1日当たりの取扱量や平均月収、点呼の実施状況、荷主の対応などを把握する。民間の調査では、週6日勤務するドライバーのうち52%の労働時間が12時間以上との結果も出ている。大手運送事業者の働き方改革で、委託される軽貨物運送事業者やドライバーも柔軟な対応が求められる。同省は調査を踏まえ、法令順守の働き掛けなどを進め、事故防止や労働環境改善につなげたい考えだ。(土屋太朗、ダシルバ・サミー)

軽貨物ドライバーによる死亡・重傷事故は増加

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