物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

桂通商、熊本・玉名に低温拠点 来年2月稼働 青果物の付加価値向上 24年問題対応 京都や大阪で中継整備

物流企業

2023/01/24 2:20

 エア・ウォーターグループの桂通商(山田卓司社長、京都市南区)は、熊本県玉名市に青果物を取り扱う熊本低温物流センターを新設する。県内各地から集荷した青果物を最適な温度帯で保管・出荷する拠点とし、食品廃棄の低減や県産品の付加価値向上につなげる。また、京都や大阪などの自社物流拠点に中継拠点機能を設け、関東方面への輸送を担うドライバーの負担を軽減するなど、「2024年問題」への対応を強化する。6月着工、24年2月稼働を予定している。(武原顕)

蒲島熊本県知事(左端)と、協定書を持つAWの豊田CEO(左から3人目)、山田会長(右隣)ら




本紙ピックアップ

軽貨物運送/積載重量見直し、「普通車使用の是非」論点

 政府の規制改革推進会議が1日に取りまとめた2023年度「規制改革実施計画」の答申で、車両に積載可能な重量の見直しの検討など軽貨物運送事業の制度改革が提言された。答申に至る同会議の検討では、ラストワンマイル配送の深刻な担…

国交省など、「不動産ID」物流で活用

 政府は、土地や建物に割り振る識別コード「不動産ID」を全国に普及させることで、不動産取引や物流の効率化を図る方針だ。440市区町村でモデル運用を順次始め、年度内にデータベース(DB)を構築し、2025年度から全国での運…

新九州運輸、スイカ輸送を効率化

 新九州運輸(清田太一郎社長、熊本市北区)は、「2024年問題」対策として海上輸送によるモーダルシフトを進めている。地元特産品のスイカの出荷で、陸海複合一貫輸送のエキスプレスコーポレーション(桒原道廣社長、宮崎県日向市)…

晴海コンテナ輸送、中継幹線輸送を本稼働

 晴海コンテナ輸送(谷村幸治社長、横浜市中区)は2日、6月から切り離し可能なコンテナシャシーを活用したセミトレーラ中継幹線輸送サービスを本格的に始める、と発表した。主要幹線道路を軸におおむね200㌔ごとに荷台交換拠点を設…

オススメ記事

軽貨物運送/積載重量見直し、「普通車使用の是非」論点

 政府の規制改革推進会議が1日に取りまとめた2023年度「規制改革実施計画」の答申で、車両に積載可能な重量の見直しの検討など軽貨物運送事業の制度改革が提言された。答申に至る同会議の検討では、ラストワンマイル配送の深刻な担…

国交省など、「不動産ID」物流で活用

 政府は、土地や建物に割り振る識別コード「不動産ID」を全国に普及させることで、不動産取引や物流の効率化を図る方針だ。440市区町村でモデル運用を順次始め、年度内にデータベース(DB)を構築し、2025年度から全国での運…

新九州運輸、スイカ輸送を効率化

 新九州運輸(清田太一郎社長、熊本市北区)は、「2024年問題」対策として海上輸送によるモーダルシフトを進めている。地元特産品のスイカの出荷で、陸海複合一貫輸送のエキスプレスコーポレーション(桒原道廣社長、宮崎県日向市)…

晴海コンテナ輸送、中継幹線輸送を本稼働

 晴海コンテナ輸送(谷村幸治社長、横浜市中区)は2日、6月から切り離し可能なコンテナシャシーを活用したセミトレーラ中継幹線輸送サービスを本格的に始める、と発表した。主要幹線道路を軸におおむね200㌔ごとに荷台交換拠点を設…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap