一五不動産情報サービス調べ／物流施設賃貸マーケット、東京圏空室率0.8㌽上昇　地域・物件で市況感格差

　一五不動産情報サービス（曽田貫一社長、東京都大田区）は11月30日、物流施設の賃貸マーケットに関する調査結果を公表した。10月末時点の東京圏での空室率は4.0％と、7月末比0.8㌽上昇。2021年1月の0.2％を底に、空室率は7四半期連続で上昇しており、21年のひっ迫した需給環境から解消され、1年あまりで均衡した局面に移行したと同社はみている。（園川萌子）