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国交省の乗務後自動点呼要領案、酒気帯び検知時対面に 個人情報取り扱い ドライバー同意必要 来年1月制度開始めざす

行政

2022/11/29 2:40

 国土交通省は24日、ロボットなどによる乗務後自動点呼に必要な機器・システムや、運送事業者が実施するのに必要な施設及び環境要件、運用上の順守事項、届け出に関する事項を定めた要領案を公表した。事業者に対しては、酒気帯びの検知及び故障時に対面点呼に切り替えられる体制の整備や、生態認証に必要な個人情報の取り扱いに対し、ドライバーの同意を得ることなどを求めている。2023年1月の機器認定制度スタートを目指し、今年中に要領を定める。(田中信也)

運送事業者がドライバーに対し、ロボットなどを用いて行う乗務後自動点呼は、22年度中に機器認定制度が施行される




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