サンネット物流、出荷伝票システム刷新　集配指示をスマホに集約　拘束1時間以上削減

　総合化学メーカー物流の元請けであるサンネット物流（下村功社長、千葉県市原市）は、ドライバーの負担軽減と協力会社の配車事務の効率化を目的に新たな出荷伝票管理用クラウドシステム「Ｓ－Eyes　Next（エスアイズ・ネクスト）」を10月に立ち上げた。伝票の発行作業を簡素化しつつ、ドライバーへの集配指示を伝票に印刷したQRコードとスマートフォンに集約。運行指示のデジタル化で作業効率向上を図った。物流DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進で「2024年問題」を乗り切ろうとしている。（佐々木健）