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全ト協調べ/景況感、7~9月15㌽アップ 政府の経済対策奏功 宅配・特積 輸送量も改善 中・小規模で向上

団体

調査

2022/11/22 2:40

 全日本トラック協会(坂本克己会長)が15日発表したトラック運送業界の景況感(速報値)によると、7~9月期はマイナス36.6で、4~6月期から15.5㌽改善した。日銀短観(9月調査)では大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数はプラス8と、3期連続の悪化だったが、燃料価格高騰に対する激変緩和措置や、地方創生臨時交付金など政府の経済対策が奏功し、トラック運送事業の損益状況が良化した、と分析している。(田中信也)

判断指標(輸送数量)の推移(22年7~9月)




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