物流企業の多能工化、生産性上げ24年問題対応 売上高維持 残業40時間減も 若手定着むけ週休2日へ
人材・育成
物流企業
2022/10/11 3:10
1人の従業員に複数業務を任せる「多能工化」を推進する物流企業が増えている。現場を最適な人員で回して生産性を高め、収益率の向上を図るのが狙い。丸吉ロジ(吉谷隆昭社長、北海道北広島市)では、売上高を維持したままドライバーの残業時間を月30~40時間減らした。NTSロジ(笠原史久社長、東京都東久留米市)は多能工化を通じ、23年にも週休2日制を導入する考えだ。多様な業務を身に付けられる職場環境づくりが「2024年問題」の対策となる。(特別取材班)
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