物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

改善基準改正案、労使が合意し12月交付 連続運転時間 中断は原則休息 分割休息特例 継続3時間・計10時間以上

行政

2022/09/13 3:00

 厚生労働省の労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会のトラック作業部会(藤村博之部会長、法政大学大学院教授)の会合が8日開かれ、トラックの改善基準告示の見直しの方向性について労使が合意し、報告書案を取りまとめた。労働側が懸念を示していた「連続運転時間」について、1回の中断は「10分」が原則であることを通達に示すことを明言。また、分割休息を1回当たり継続3時間以上と現行より短くしたが、特例はやむを得ない場合に限る、と示すことでまとまった。9月末にも開催される専門委(藤村委員長)への報告を経て、12月に改正告示を公布する。(田中信也)





本紙ピックアップ

アイエヌHD、売上高100億円到達

 アイエヌライン(奈賀幾次郎社長、福岡県吉富町)を中核に運輸関連6社で組織するアイエヌホールディングスは、2025年10月期の連結売上高が100億円(前の期比10.5%増)に達する見通しだ。24年度を初年度とする中期経営…

中企庁、親族内承継を円滑化

 中小企業庁は、中小企業の親族内承継の円滑化に向け、事業承継税制の猶予措置の見直しや、多忙な後継者が最低限学ぶべき実践的プログラムの内容、業種を超えた後継者同士の交流の場の創出などを検討課題としていく。12日の有識者検討…

全霊協/来年度、白ナンバー対策へポスター

 全国霊柩自動車協会(岡伸二郎会長)は12日、記者懇談会を開き、2026年度は災害時対策事業、経営改善事業、適正化対策事業などを引き続き進める、と発表した。また、白ナンバー対策ポスターについて、全霊協と国土交通省連名のポ…

特定技能・育成就労制度に「計画立案試験」 入管庁など方針

 出入国在留管理庁と厚生労働省は、外国人在留資格の特定技能、育成就労の両制度の評価試験について、全分野で表やグラフで計算、計画立案、予測を受験者に行わせる「計画立案等作業試験」の導入などにより、難易度の適正化を図る。10…

オススメ記事

アイエヌHD、売上高100億円到達

 アイエヌライン(奈賀幾次郎社長、福岡県吉富町)を中核に運輸関連6社で組織するアイエヌホールディングスは、2025年10月期の連結売上高が100億円(前の期比10.5%増)に達する見通しだ。24年度を初年度とする中期経営…

中企庁、親族内承継を円滑化

 中小企業庁は、中小企業の親族内承継の円滑化に向け、事業承継税制の猶予措置の見直しや、多忙な後継者が最低限学ぶべき実践的プログラムの内容、業種を超えた後継者同士の交流の場の創出などを検討課題としていく。12日の有識者検討…

全霊協/来年度、白ナンバー対策へポスター

 全国霊柩自動車協会(岡伸二郎会長)は12日、記者懇談会を開き、2026年度は災害時対策事業、経営改善事業、適正化対策事業などを引き続き進める、と発表した。また、白ナンバー対策ポスターについて、全霊協と国土交通省連名のポ…

特定技能・育成就労制度に「計画立案試験」 入管庁など方針

 出入国在留管理庁と厚生労働省は、外国人在留資格の特定技能、育成就労の両制度の評価試験について、全分野で表やグラフで計算、計画立案、予測を受験者に行わせる「計画立案等作業試験」の導入などにより、難易度の適正化を図る。10…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap