物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

EC宅配、需要急増も運賃下落続く 荷主同士の競争激化 サービスよりコスト重視

2022/07/19 3:00

 2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大はEC(電子商取引)市場の成長を加速させ、宅配などラストワンマイル輸送の需要が急激に増加した。一方で、EC業者同士によるコスト競争の激化で宅配運賃が急速に低下。アマゾンのような通販大手との取引ですら、撤退を模索する運送事業者があるという。また、一部のネットスーパーでは配送効率を向上させるため、利用者に付帯作業料金を上乗せする取り組みも始まっている。EC業者間ではコストや採算を巡り、競争が続く。新型コロナの影響が長引く中、変化するEC宅配を追った。(佐々木健)

EC宅配の運賃下落で撤退を模索する事業者も多い

タグ:



本紙ピックアップ

秋ト協「トラックの日」イベント、サッカー冠試合協賛

 秋田県トラック協会(近藤哲泰会長)は5日、トラックの日のイベントとして秋田市のソユースタジアムで開かれたサッカーJ2リーグの公式戦の冠試合を行った。ブラウブリッツ秋田と大分トリニータの試合を協賛。また、ブースなどを設置…

村田商運、売掛債権リスクに備え

 村田商運(村田義和社長、宮城県大崎市)は、不測の事態に備え、売掛債権の保証サービスを導入することで、安定した経営基盤を確保できる体制を整えた。万が一、取引先の経営不振により売掛金の回収が不能になった場合に保証されるため…

浜松委托運送、3温度帯倉庫を開設

 浜松委托運送(大野木俊介社長、浜松市中央区)は1日、3温度帯の西浜松倉庫(同区)を開設した。既存拠点の稼働率が高水準で推移しており、既存の顧客や新規の貨物需要増加に備える。(奥出和彦) Facebook Twitter…

宝生流通システム、物流センター稼働

 宝生流通システム(壇泰明社長、福岡県筑後市)が福岡県筑後市で建設を進めていた物流センターが完成し1日、稼働した。九州自動車道・八女インターチェンジ(IC)に近い好立地にあり、保管と輸送を組み合わせたサービスで荷主企業の…

オススメ記事

秋ト協「トラックの日」イベント、サッカー冠試合協賛

 秋田県トラック協会(近藤哲泰会長)は5日、トラックの日のイベントとして秋田市のソユースタジアムで開かれたサッカーJ2リーグの公式戦の冠試合を行った。ブラウブリッツ秋田と大分トリニータの試合を協賛。また、ブースなどを設置…

村田商運、売掛債権リスクに備え

 村田商運(村田義和社長、宮城県大崎市)は、不測の事態に備え、売掛債権の保証サービスを導入することで、安定した経営基盤を確保できる体制を整えた。万が一、取引先の経営不振により売掛金の回収が不能になった場合に保証されるため…

浜松委托運送、3温度帯倉庫を開設

 浜松委托運送(大野木俊介社長、浜松市中央区)は1日、3温度帯の西浜松倉庫(同区)を開設した。既存拠点の稼働率が高水準で推移しており、既存の顧客や新規の貨物需要増加に備える。(奥出和彦) Facebook Twitter…

宝生流通システム、物流センター稼働

 宝生流通システム(壇泰明社長、福岡県筑後市)が福岡県筑後市で建設を進めていた物流センターが完成し1日、稼働した。九州自動車道・八女インターチェンジ(IC)に近い好立地にあり、保管と輸送を組み合わせたサービスで荷主企業の…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap