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JILS総研分析、物流費上昇も低年収 持続可能な社会構築を 商流と一体で管理 メタロジ提唱

団体

2022/07/19 3:20

 日本ロジスティクスシステム協会(JILS、遠藤信博会長)の北條英・JILS総合研究所所長は、荷主の物流コストが上昇傾向であることについて「トラック運送事業者の年間賃金水準と相関するものの、ドライバーの年収は低く、労働時間は長いまま」とした上で、物流と商流を一体でマネジメント(管理)し、持続可能な社会を構築する「メタ・ロジスティクス」を目指すことを提唱した。13日にオンライン形式で開催した研究会で、2021年度物流コスト調査結果を踏まえた、ロジスティクスの再定義及びサプライチェーン(SC、供給網)の再構築に関する分析を示した。(田中信也)

物流コストが15年度を底に上昇

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