元明運送、バイオマス発電開始 年明け 燃料調達~供給一体に 持続可能な林業めざす
物流企業
2022/06/24 0:10
【宮崎】木材の伐採・搬出・運搬や木質燃料チップ加工などを手掛ける元明運送(元明吉美社長、宮崎県都城市)は、近隣の林地残材(未利用材)を燃料に使用する木質バイオマス発電所を都城市に新設し、2023年1月から運転を始める。木材輸送の実績を生かし、地元林業と一体となって燃料調達から発電、電力供給までの高効率なリサイクルシステムを構築する。「地産地消」の電力で地域社会の活性化を目指し、カーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)を実現した「持続可能な林業再生プラン」として期待される。(上田慎二)
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