三井倉庫HD、売上高3500億円めざす　新中計 成長投資に1000億円　グループ総合力集結

　三井倉庫ホールディングスは10日、2023年3月期から27年3月期まで5カ年の新中期経営計画を発表した。これまでの直近の5カ年で財務基盤を再建、安定化させた取り組みを更に深化させ、積極投資で攻勢に出る。DX（デジタル・トランスフォーメーション）や新規設備、M&A（合併・買収）など成長投資に1千億円を投じる。中計の最終年度には売上高3500億円（22年3月期実績は3010億円）、営業利益230億円（259億円）を見込む。（辻本亮平）