物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

デンソーテンなど/実証、関東―四国で中継輸送 スワップボディー車使用 大阪・三重2拠点活用 運行10時間以内に 荷主とマッチング「課題」

働き方改革

物流企業

荷主

2022/04/19 2:30

 デンソーテン(加藤之啓社長、神戸市兵庫区)、大王製紙、伊藤忠ロジスティクス(岡広史社長、東京都港区)、三井倉庫ロジスティクス(鳥井宏社長、中央区)は12日、スワップボディーコンテナを使い、関東から四国までの間の荷主3社の貨物を、運送4社がトレーラ計6台で中継輸送する実証実験を3月7~11日に行った、と発表した。「2024年問題」対応を目指す取り組みで、トレーラ1台当たりの運行時間は10時間以内に設定し、一部で輸送と荷役の分離も行った。荷主と運送のマッチングの難しさや、中継拠点不足など、本格運用する上での課題は多いが、実証実施主体のデンソーテンは物流業界の課題解決に向け、今後も検証や実証を続ける。(辻本亮平)

運送事業者4社が車両6台で実証実験




本紙ピックアップ

環境省、商用車電動化に409億円

 環境省は、2023年度補正予算案で経済産業、国土交通の両省と協調して展開している商用車の電動化促進事業に409億円を計上した。電気トラック、FC(燃料電池)トラックなどの導入加速に向けた補助事業を拡充し、トラック運送事…

国交省/ドローン事業化加速、レベル3.5を年内新設

 国土交通省は、ドローン(小型無人機)の事業化を加速させるため、無人地帯での目視外飛行での道路上空などでの「立入管理措置」を緩和する「レベル3.5」を年内に新設する方針だ。(田中信也) Facebook Twitter …

JR東日本新潟CCの水産物輸送実証/佐渡→東京、ドローンで海峡横断

 東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのJR東日本新潟シティクリエイト(JR東日本新潟CC、小竹宏行社長、新潟市中央区)は11月21、22の両日、新潟県佐渡市で取れた水産物を東京へ輸送する実証を行った。ドローン(小型無人…

大亀運輸、紫波センターが順調稼働 

 【岩手】大亀運輸(大川孝夫社長、岩手県紫波町)が東北自動車道・紫波インターチェンジ近くにこの春完成させた紫波物流センター(同町)が順調に稼働している。10年以上前に取得した土地に1号棟を建設し、順次整備を進めてきた。3…

オススメ記事

環境省、商用車電動化に409億円

 環境省は、2023年度補正予算案で経済産業、国土交通の両省と協調して展開している商用車の電動化促進事業に409億円を計上した。電気トラック、FC(燃料電池)トラックなどの導入加速に向けた補助事業を拡充し、トラック運送事…

国交省/ドローン事業化加速、レベル3.5を年内新設

 国土交通省は、ドローン(小型無人機)の事業化を加速させるため、無人地帯での目視外飛行での道路上空などでの「立入管理措置」を緩和する「レベル3.5」を年内に新設する方針だ。(田中信也) Facebook Twitter …

JR東日本新潟CCの水産物輸送実証/佐渡→東京、ドローンで海峡横断

 東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのJR東日本新潟シティクリエイト(JR東日本新潟CC、小竹宏行社長、新潟市中央区)は11月21、22の両日、新潟県佐渡市で取れた水産物を東京へ輸送する実証を行った。ドローン(小型無人…

大亀運輸、紫波センターが順調稼働 

 【岩手】大亀運輸(大川孝夫社長、岩手県紫波町)が東北自動車道・紫波インターチェンジ近くにこの春完成させた紫波物流センター(同町)が順調に稼働している。10年以上前に取得した土地に1号棟を建設し、順次整備を進めてきた。3…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap