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東ト協連/運賃動向調査、燃料サーチャージ導入13% 検討は前回比5㌽増 荷主に転嫁できず

団体

2022/04/12 0:40

 【東京】東京都トラック運送事業協同組合連合会(石川和夫会長)は3月24日、運賃動向に関するアンケート結果を公表した。原油など燃料価格が高騰する中、燃料サーチャージ制を「導入している」と回答したのは13.6%(前回調査時比1.1㌽増)にとどまった。「検討中」は8.6%(5.0㌽増)となったものの、燃料費用の増加分を荷主に転嫁できていない状況は続いている。(高橋朋宏)

「導入したことがない」が63.6%で最多




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