輸出航空貨物２月、２カ月連続マイナス　米州15カ月ぶり減　ロ侵攻で欧州むけ懸念

　2月の輸出航空貨物量（混載）は、前年同月比1.6％減の9万3400㌧となり、2カ月連続で減少した。仕向け地別では、米州向けが15カ月ぶりにマイナスに転じた一方、欧州向けは13カ月連続でプラス。堅調な荷動きが続いているが、2月末からのロシアのウクライナ侵攻の影響で、3月以降は欧州向けの落ち込みが見込まれ、動向は不透明感を増している。（土屋太朗）